京都の寺社を音で体験する「SOUND TRIP」がリリース。第3弾は智積院×原摩利彦、浄住寺×AOKI takamasa

「音」でめぐる京都の古刹

日本各地の観光地を中心にひと味変わったオーディオガイドを提供するON THE TRIPが京都の寺社と提携し、様々なアーティストの音楽作品を提供するプロジェクト「SOUND TRIP」。2021年に始まり、蓮沼執太＆ユザーン、青葉市子、コムアイ×オオルタイチらもすでに参加しているプロジェクトの第3弾が公開されている。

今回のスポットは東山にある智積院と西京にある浄住寺の2か所。智積院では原摩利彦、浄住寺ではAOKI takamasaが作品を提供している。

それぞれの寺社の水の音や鳥の鳴き声、風に揺れる鐘の音などをフィールドレコーディングし、その場所に行かなければ聴けない音楽体験を作り出している。参拝者は、指定の場所で体験料（300円）を支払って音楽を聴くことができる。また、今回の第3弾からは3000円（税込）の周遊パスポートが導入。パスポートを購入すればそれぞれの寺社の音楽が聴き放題になるほか、自宅に音楽を持ち帰れるお土産カードもそれぞれのスポットで提供される。パスポートは提携の各寺社、京都駅にある観光案内所「京なび」で販売中だ。第4弾の準備も進んでいるという「SOUND TRIP」に期待したい。