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寺田倉庫は、2026年9月に横浜で開催される国際アートフェア「Tokyo Gendai」と連携し、東京・天王洲で回遊型アートイベント「TENNOZ ART WEEK 2026」を開催する。会期は9月10日から13日まで。

本企画の舞台は、ギャラリーやミュージアム、美術品の保管や国際流通を支える施設など、アートの機能が集積する天王洲・寺田倉庫周辺エリア。来場者は街を巡りながらアートとふれ合うことができる。4回目を迎える今年は、リノベーションした倉庫2棟からなるギャラリーコンプレックスTERRADA ART COMPLEXで、複数フロアを巡りながら国内外のギャラリーの多様な作品を鑑賞できるアートフェア「Tennoz Contemporary」を開催。あわせて、アーティストの制作拠点を公開するオープンスタジオ、現代美術家・椿昇をゲストキュレーターに迎えた特別合同キュレーション展、東洋の伝統画材を用いたワークショップなどを実施する。作品展示に加え、制作の現場や技法にふれるプログラムを通して、日本の現代アートの現在地を多角的にとらえる機会となる。

アートフェア「Tennoz Contemporary」では、入居ギャラリーと国内外のゲストギャラリーによるコラボレーション展示が展開され、現代アートの多様な表現に迫る。ギャラリースペース以外の共用部にも会場を広げ、国内各地で活動するギャラリーやアーティストによる特別展示プログラムも実施する。TERRADA ART COMPLEX Ⅰの2階にある若手アーティストの制作拠点「TERRADA ART STUDIO 天王洲」では、新たな試みとして「TERRADA ART STUDIO TENNOZ オープンスタジオ 2026」を開催。通常は一般公開されていないスタジオが開放され、入居アーティストによる作品の展示と販売が行われる。
あわせて、若手アーティストの作品を中心に展示・販売するアートギャラリーカフェWHAT CAFEでは、9月4日〜9月27日まで特別合同キュレーション展「u.n.l.o.c.k. tube++」を開催。現代美術家であり、京都芸術大学美術工芸学科アルトテックの立ち上げ人として次世代アーティストの育成にも携わる椿昇をゲストキュレーターに迎え、椿が選んだ37名のアーティストの作品が並ぶ。「作品を購入し、ともに生きる」という行為が、私たちの暮らしや価値観にどのように影響するのかを問い直す。
現代アートと建築をテーマにしたWHAT MUSEUMでは、企画担当者が案内するギャラリーツアー(9月12日11:00〜12:00)とナイトミュージアム(9月11日・12日)が開催される。ナイトミュージアムは開館時間が20時(最終入館19:30)まで延長され、夜の静かなミュージアムで建築にふれるひとときとなるだろう。

画材の販売、ラボ、ワークショップを備えた絵画材料専門の複合クリエイティブ施設PIGMENT TOKYOでは、東洋美術で伝統的に用いられてきた絵絹を使うワークショップ「絵絹に花をえがく」を開催。透けるほど薄い絵絹に日本の伝統色を重ね、様々な技法でその色合いを体験できる。
日本国内外の若手作家の現代アートから伝統的な絵絹まで、アートを様々な視点から楽しみ、体験できる本企画。天王洲を舞台に、日本から国外へとアートを通じて広がる文化的発信の試みに注目したい。