公開日:2025年11月18日

原宿・太田記念美術館で「浮世絵おじさんフェスティバル」展。浮世絵に描かれた個性豊かな“おじさん”に注目

前後期あわせて150点超を展示。歌川広重や葛飾北斎ら、多様な絵師の作品が集う

歌川広重 東海道五十三次之内 鞠子(後期展示)

個性豊かで愛嬌溢れる風景画の中の“おじさん”たち

東京・原宿の太田記念美術館にて、展覧会「浮世絵おじさんフェスティバル」が開催される。会期は2026年1月6日~3月1日(前後期で全点展示替え)。

近年、歌川広重を中心に、風景画などに小さく描かれた味わい深い人物たちの魅力を紹介する展覧会が各地されており、太田記念美術館では2023年に「広重おじさん図譜」を開催していた。

今回の展覧会は、旅をしたり、仕事をしたり、食事をしたりと、絵の脇役にとどまらない、個性豊かで愛嬌溢れる風景画の中の“おじさん”たちに注目するもの。昨年に中山道広重美術館で好評を博した「浮世絵おじさんフェスティバル」展のコンセプトをもとに、新たに構成した展覧会となる。

歌川広重 東海道五拾三次之内 御油 旅人留女(後期展示)
葛飾北斎 諸国瀧廻 東都葵ヶ岡の滝(後期展示)