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「ritual」展
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「ritual」展
トーキョーワンダーサイト渋谷
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アーティスト
塚田守、大野智史、千葉正也
TEAM(Tokyo Wonder Site: Emerging Artists on Mezzanine)とは
トーキョーワンダーサイトでは、2000年より始まったトーキョーワンダーウォール(主催:東京都)との連携や国内外の芸術文化機関、ギャラリー等とのネットワークを通じて、若手アーティストを継続的に支援しています。本シリーズTEAMでは、TWS本郷の展示で頭角を現してきたアーティストなど、特に実力派の若手が毎年3名〜5名程度選出され、TWS渋谷にて展示を行います。タイトルのMezzanine(=中二階)には、この展示をきっかけに、彼らが活躍の場を国際レベルのフィールドへと一段かけあがることへの願いが込められています。
“ritual”
今回、塚田守、大野智史、千葉正也という、いずれも近年注目を高める実力派若手アーティストによる展覧会を開催いたします。
塚田守は、2006年に好評を博した、仮面の表裏を同時に見せることによって重層する意味とイメージを創出した個展「妖怪(スペクター)」以来の展覧会で、インドのレジデンスを経て制作された新作を発表します。大野智史は、2007年NYのアーモリー・ショーで好評を博した「prism violet」を発展させ、絵画とドローイングとインスタレーションによる新作を 発表します。千葉正也は18点の連作「有名な木の話」を含む今回のための新作と毎週月曜日の夜に描き続けているドローイング「エヴリ マンデーナイト」を発表します。
本展はTEAMというTWSのシリーズの一環ですが、今回は展覧会に「ritual」というタイトルをつけています。ritualとは宗教的な儀式のことを指しますが、彼らの作品自体が宗教的とか儀式的なものであるとかいう意味ではありません。3人の作品はこの凡庸な日常の世界のなかにぽっかりと開いた深遠な虚無のなかから重層的で豊穣なイメージが重なり合う世界をつくり上げ、深遠を垣間見させるような風景はまるで彼岸と此岸を往復する中でしか見えないのではないかという考えを想起させるのです。目に見えない神や祖先と出会うためには、儀式(=ritual)というプロセスが必要です。儀式は形式的なものではなく、目に見えないものに出会うために必ず行なわなければならない行為なのです。そんな考えが頭のなかで響き始めたとき、彼ら3人で紡ぎあげられた展覧会を見てみたい、そう思ったのです。
(トーキョーワンダーサイト館長/東京都参与 今村有策)
【画像:「平和な村」2006 © Masaya Chiba、Courtesy of SHUGOARTS】
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スケジュール
2007年7月7日(土)〜2007年8月19日(日)
開館情報
時間
11:00 〜 19:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館(翌日が祝日の場合はその日も開館)
入場料
無料
会場
トーキョーワンダーサイト渋谷
http://www.tokyo-ws.org/shibuya/
住所
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-19-8 勤労福祉開館1F
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アクセス
JR渋谷駅から徒歩8分
電話番号
03-3463-0603
関連画像
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#インスタレーション
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