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金昌永 「From where to where」

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

金昌永
東京画廊 + BTAPでは、金昌永氏の初めての個展を開催いたします。『From where to where』と題された今回の展覧会では無常観をテーマにした新作を展示いたします。今回の展覧会は同じ銀座に位置する東京画廊 + BTAP、サンモトヤマの二つのスペースにて同時開催となっております。7月16日のオープニングレセプションでは、東京画廊 + BTAPにて19:00よりキム・オル氏による韓国の伝統楽器、伽椰琴(カヤグム)の演奏会を行います。

金昌永は1957年韓国大邱市生まれ、82年来日。東京芸術専門学校にて斉藤義重氏に出会い、砂を用いた作品の制作を始める。89年に卒業後、ギャラリーBHAKを始め数々の展覧会を開催。キャンバスの上に韓国の黄土を糊付けし、そこに油彩で絵を描く手法の作品を発表し続けています。

砂の上に描かれた砂の風景、そしてそこに残された無数 の靴跡。本物の砂を用いることで、作品の前に立つ私たちはリアルな砂の空間にワープし錯覚に陥る。しばらく作品を見ていると、絵画を描く行為はここに描かれた靴跡のように、世界に何かしらの跡を残すことかと思いさせられる。そして、砂の靴跡が風に吹かれて消えるように、人の行為も時の流れに消えてしまう。作品のタイトル“From where to where”はそんな無常観を表しているのではないでしょうか。実と虚の混在する幻想的な世界をこの機会にぜひご高覧下さい。

オープニングレセプション:7月16日(水)18:00-20:00
オープニングイベント:7月16日(水)19:00-
キム・オル氏による伽椰琴(カヤグム)の演奏会

スケジュール

2008年7月16日(水)〜2008年8月9日(土)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
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