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関岡昭介 「muddy water」

銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)
終了しました

アーティスト

関岡昭介
小説『泥の河』の舞台となった端建蔵橋(ハタテクラハシ)。ここで二つの川は合流して安治川と名が変わり、天保山で一気に大河となる。この辺りから天保山の彼方を望むと、大橋や鉄橋の重なりが淡いブルーのシルエットになり、海からの風と川を下る風がぶつかり合って水蒸気を発生させ、海を感じさせる。水辺をひたすら歩いていると、時代錯誤を覚えることがある。町も人々も、自分までもがどの時代を歩いているのか。生きる中の無の安らぎ。死もまた安らぎの中にあると祈りたい。

本展は、1982年の写真展「泥の河」(モノクロ作品)の続編としてカラーで取り組んだ作品展で、作者のできるだけ対象に寄り添いたい思いが、象徴的な表現を選択させる。「muddy water」の物語は、岸辺に寄せる波の泡(アブク)のように消えては現れて、止まることは無い。

スケジュール

2011年6月8日(水)〜2011年6月22日(水)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日
最終日は15:00まで、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は休館
備考
10:30〜18:30
入場料無料
会場銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)
http://www.nikon-image.com/activity/exhibition/salon/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA 1F ニコンプラザ銀座内
アクセス東京メトロ日比谷線・都営浅草線東銀座駅A3出口より徒歩3分
電話番号03-5537-1469
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