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「森と湖の国 フィンランド・デザイン」展

サントリー美術館
終了しました
フィンランドのガラスや陶磁器、家具の数々は、機能性を重視しつつ、美しさも兼ね備えています。なかでも“timeless design product(時代を超えた製品)”をコンセプトに作られてきた生活用品は、私たちの暮らしに洗練されたデザイン性をもたらし、まさに「生活の中の美」といえるでしょう。20世紀前半から台頭したフィンランドのデザインは、アルヴァル&アイノ・アールト夫妻、カイ・フランク、タピオ・ヴィルッカラ、ティモ・サルパネヴァら優れたデザイナーを輩出し、特に1950年代からは国際的な評価を得て、現在に至ります。彼らを取り巻く美しい自然と風土は、時に創作のインスピレーションとなり、作品や製品の色となり形となって溶け込んでいきました。フィンランドを代表するガラスメーカー「イッタラ」が“Lasting design against throwawayism(使い捨て主義に反する永遠のデザイン)”というメッセージを掲げ、現在も生産を続けているように、その姿勢は常に地球にやさしく、自然とともにあり続けています。
本展は、こうしたフィンランド・デザインの魅力を、18世紀後半から現代に至るガラス作品を中心にご紹介します。森と湖の国のデザインが繰り広げる世界を、クリスマスの到来とともにお楽しみください。
[画像: タピオ・ヴィルッカラ「シャンタレーリ」(1946年) イッタラ・ガラス会社 フィンランド・グラス美術館蔵 Photo: The Finnish Glass Museum / Timo Syrjanen]

スケジュール

2012年11月21日(水)〜2013年1月20日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日は20:00まで
休館日
火曜日
展示替期間・年末年始休館
※展覧会により異なる場合があります
備考
年末年始(12月30日 - 1月1日)は休館
入場料一般 1300円、大学・高校生 1100円
展覧会URLhttp://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2012_06/?fromid=topmv
会場サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/
住所〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F
アクセス都営大江戸線六本木駅8番出口より直結、東京メトロ日比谷線六本木駅直結、東京メトロ千代田線乃木坂駅3番出口より徒歩約3分
電話番号03-3479-8600
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