大槻英世 「Horizons」

児玉画廊|白金

poster for 大槻英世 「Horizons」
[画像: 大槻英世 「Transience」 (2016) キャンバスにアクリル 160.6 × 242.5 cm]

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大槻はマスキングテープを「擬態」する絵画を一貫して制作しています。絵画の制作現場においては、絵の具同士がキャンバス上で混ざり合うのを防いだり、境界線を明瞭に描き分ける目的で多用されるマスキングテープですが、本来、その目的の後には廃棄されるものです。大槻の作品は、一見すると、画面上に残っているはずのない(残っていてはいけない)マスキングテープがベタベタと張り巡らされ、何らかの図形や文字を形作っているように見えます。しかしながらその実、全ては絵の具であり、絵画なのであって、その精度は「描かれている」ということに初見で気付く者は恐らくなく、さして面白みもないテープのコラージュ作品か、と見過ごされてしまうほどのリアルさです。
今回の個展では、キャンバス上だけでなく、紙片や木片などを支持体とし、それらを破り、折り、そして修復するというアプローチの作品も展示されます。「Horizons」とは、絵画の外の事象と絵画の中の事象を地続きに繋ぎとめるためのこうした大槻のいくつもの試みを、折り重なる水平線に準えて表しているのです。

[関連イベント]
オープニング
日時: 10月8日(土)18:00~

メディア

スケジュール

2016年10月08日 ~ 2016年11月05日

オープニングパーティー 2016年11月08日18:00 から

アーティスト

大槻英世

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