終了した展覧会・イベントです
[画像: 木版画、49.8×74.7㎝、26版41度摺り]

牧野宗則 「伝統と革新」展

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

牧野宗則
少年時代に北斎や広重に憧れ、高校生の頃から摺師のもとで修業を積み、一途に浮世絵版画の道を突き進んできた牧野宗則氏。現在も富士山を間近に望む個性的なアトリエで日々、精魂を傾けて制作を続けています。色鮮やかで幻想的、そして自然に対する敬愛の情が溢れる氏の作品。新作「霊峰讃歌」からは富士の美しさや、それを取り巻く自然への賛美までもが感じられます。古来、伝統木版画は絵師、彫師、摺師が各工程を担当して分業で作られてきました。牧野氏は自ら絵を描き、版木を彫り、色を摺る、いわば「一人3役」のスタイルで木版画界で唯一とも言える稀有な存在。工程は気の遠くなるような作業の連続で、樹齢100年以上の山桜の版木を用い、多い時には30枚を超える版木で45回も色を重ねていきます。「風景を見ているなかで、感動の頂点を突き詰めて、そこを表現しています。自然の優しさ、そして厳しさをも、みなさんの五感で感じていただけたらこれ以上ない喜びです」。牧野氏は新しい芸術も生み出しました。作家の分身とも言える摺り終えた版木をブロック状に裁断し、最も美しい部分を組み合わせて新たな作品として蘇らせる「ブロックス・アート®」を考案。精緻な彫りと鮮やかな色彩が生み出す美術界で初めてのアートです。

[関連イベント]
牧野宗則氏によるギャラリートークを予定しております。
日程: 4月28日(土)14:00~

スケジュール

2018年4月27日(金)〜2018年5月7日(月)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.wako.co.jp/exhibitions/578
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します