竹内公太 「Body is not Antibody」

SNOW Contemporary

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SNOW Contemporaryでは7月18日(土) から 8月14日(土)まで、竹内公太の個展「Body is not Antibody」を開催いたします。
1982年生まれの竹内は、2008年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科を卒業し、現在は福島県を拠点に活動しています。
竹内はこれまでに、ふくいちライブカメラのモニターに突如現れた指差し作業員の代理人として、災害を見る側の意識と匿名表現者の自意識を浮き彫りにした個展「公然の秘密」(2012) や、手(=携帯機器)で情報を取得する現代人の風景をとらえた「手の目」(2014)、福島県いわき市内の石碑巡りをトレースすることでメディアの性質と人の記憶の有り様を示した個展「写真は石碑を石にする、それでも人は」(2017)、第二次世界大戦時の1944年から翌年にかけて日本軍によって投下された風船爆弾の歴史を題材とした映像作品「盲目の爆弾、コウモリの方法」(2019)などを通じ、自らの身体性をもって事物をトレースし、絵画や映像、写真、彫刻など、多様なメディアを用いたインスタレーション展示を展開してきました。緻密なリサーチとフィールドワークをベースに構築したコンセプトを作品化し、それらを通じて現代社会における情報の在り方や意識をはじめとした多様な問題を批評的に提示してきました。

本展「Body is not Antibody」では、竹内公太が2019-20年に福島県の立入制限区域で警備員をしていた時期に、現地で撮影した光跡写真を元に制作したオリジナルフォントと関連作品を発表します。竹内は、誘導灯を振る日々の労働者の動きに倣い、灯りの軌跡を光跡写真として記録してオリジナルフォントとして転用することを試みました。タイトルである「Body is not Antibody」は、「身体(body)は抗体(Antibody)ではない」といった意味を持ちます。福島県の立入制限区域で警備員として、自らの身体を国家のおこなう復興事業に提供した体験から生まれた本作品は、個人にとっての身体の意味や所在について問いかけます。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に際し、社会の相互監視と行政が個人の生活様式へ干渉する今日、個々の身体と国家や社会との関係性を再考する機会となれば幸いです。

メディア

スケジュール

2020年07月18日 ~ 2020年08月14日

アーティスト

竹内公太

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