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[画像: 大津絵「釣鐘提灯」 江戸時代]

「大津絵と江戸の出版」

国立歴史民俗博物館
終了しました
江戸時代、大津の追分(おいわけ)周辺で売られていた肉筆の民衆絵画である「大津絵(おおつえ)」は、木版や合羽摺(着色部分を切抜いた型紙の上から刷毛や“たんぽ”を使って色を塗る技法)なども併用して大量生産され、大津土産として全国に広く知られるものとなりました。江戸末期には「大津絵十種」といわれるような定番の画題が定着し、歌舞伎や戯作など、江戸の大衆文化にも題材を提供するようになります。とくに錦絵の戯画のモティーフとして好まれ、嘉永6年(1853)の歌川国芳の「浮世又平名画奇特(うきよまたべえめいがのきどく)」のようなヒット作も生み出し、風刺画を示唆する機能も有するようになりました。

本展では、当館所蔵の大津絵12点のうち11点を紹介するとともに、大津絵をモティーフに取り入れた江戸末期から明治初期にかけての錦絵などをあわせて展示し、江戸後期における大津絵イメージの広がりについて考えます。

スケジュール

2020年8月4日(火)〜2020年9月6日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
10月〜2月は9:30〜16:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し翌日休館
年末年始休館(12月27日~1月4日)
※館内設備工事のため一部閉室する期間あり。詳細はHP要確認。
入場料一般 600円、大学生 250円、高校生以下・障がい者手帳提示と付き添い2名 無料、企画展示は別料金
展覧会URLhttps://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#room3
会場国立歴史民俗博物館
https://www.rekihaku.ac.jp
住所〒285-8502 千葉県佐倉市城内町117
アクセス京成本線京成佐倉駅南口より徒歩約15分、JR総武本線佐倉駅北口よりちばグリーンバス(田町車庫行き)「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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