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[画像: 宮澤男爵 <女性像>(2020 年) アクリル、キャンバス 162 x 130.5 cm]

宮澤男爵 「盲斑」

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

宮澤男爵
この度、東京画廊+BTAPでは、宮澤男爵個展『盲斑』を開催いたします。宮澤男爵は1981年千葉県生まれ。東京画廊+BTAPでは2008年の二人展『消息』を皮切りに、2010年に個展『宙吊り』、北京のBTAPでは2011年に個展『消息』を開催しました。2015年以来6年ぶりの個展となる本展では、宮澤の新たな取り組みであるキャンバスや綿を使用した新作を発表致します。

これまでの宮澤は「見ていること」をテーマとして制作してきました。そのことを絵画にするために、書く行為の跡が判別できる技法と素材にこだわり、結果、紙に鉛筆や水彩を使うドローイングとなったのです。しかし今回の「盲斑」では、絵画の起因となる「見ること」に立ち返り意識下にある「見ていること」から無意識でも「見えていること」にテーマを転じます。

「見ること」を成す眼球は、あらゆる光を受け入れ「見ていること」を超える情報を大脳に送ります。「見えていること」は「見ていること」より映像量は多く、しかも網膜には光を採らえられない「斑」があり「見えないこと」が起こっています。でも私たちは「見えていないこと」がありながら、その盲斑を意識していません。宮澤はキャンバスにアクリルでペインティングをしながら、それに気付きペインティングには空間があってもドローイングで生じる余白がないことを知ったのです。そのうえに網膜が曲面であることから「見えていること」には歪みがあることも考えました。「盲斑」展が「見ること」の不思議を観る人と一緒に考える場となれば本望だと作家は言っています。

スケジュール

2021年9月25日(土)〜2021年10月26日(火)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
開廊時間 11:00〜17:00
入場料無料
展覧会URLhttps://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/3522.html
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
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