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[画像: 中田日菜子「お蚕さん」850×1320(mm) 絹、天然顔料、墨、染料、膠 2020年]

「花残り-大学日本画展@UNPEL Ⅳ 愛でる」

UNPEL GALLERY(アンペルギャラリー)
終了しました

アーティスト

坂本英駿、中田日菜子
金沢美術工芸大学大学院博士後期課程日本画専攻で学ぶ2人の作家の作品を展示いたします。

同研究室で学ぶ2人に共通するのは、写生と古典絵画の研究を土台に、自身が“愛でる” ものを描くことを通して、現代日本画の新たな表現を模索している事です。

“愛でる” とは、動植物や人や物などの美しさや可愛らしさに感動し、その美しさを味わい、慈しみ、かわいがり、大切にする事です。

坂本英駿は、孔雀を愛で、「尊像としての孔雀」をテーマに、屏風や大きな画面に金泥や金箔、墨、岩絵具などを用いて、孔雀の美しさや生命力などを手掛かりに、線描と色彩の関係を意識しながら、羽根や羽毛の豊かな輝きを緻密に描きます。

中田日菜子は、自身が飼育している生き物たちを愛で、彼らとのふれあいの中で育まれる愛着や実感を大切にして、絹本地に染料や墨、岩絵具などを用いて、質感や肌触りを感じさせる繊細な描写によって丹念に描き、額表装や掛軸装に仕立てます。

2人の制作姿勢は、“愛でる”という言葉で共通しながらも、その作品は各々の捉え方が見え、モチーフや作家の個性が影響しながら多様な表情を見せています。

孔雀や蛇、亀、蚕などの生き物をはじめ、私達が“愛でる” ものたちが会場で皆様をお待ちしております。

スケジュール

2021年4月11日(日)〜2021年4月25日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
入場料無料
会場UNPEL GALLERY(アンペルギャラリー)
https://unpel.gallery/
住所〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-6 あいおいニッセイ同和損保八重洲ビル1F
アクセス東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線日本橋駅B2出口より徒歩2分、JR東京駅八重津中央口より徒歩5分
電話番号03-3548-7780
関連画像

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