終了した展覧会・イベントです
[画像: 和田的 白器「ENERGY-T」 (径18×高さ37㎝)]

「日本陶磁協会賞受賞作家展 花のうつわ - 生きとし生けるものへ - 」

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

和田的、前田昭博、田原崇雄、高島聡平、金重周作
日本陶磁協会は『陶説』誌を発行するなど、日本のやきもの文化を支える愛好家(数寄者・コレクター)、研究者、つくり手(陶芸家、職人)、つなぎ手(画廊、古美術商、卸売り)が情報や意見を交換する場として運営しています。
この日本陶磁協会賞は現代陶芸に見識をもつ多くの推薦人が候補を挙げ、その上位者から、その年のもっとも優秀な作家に陶磁協会賞を、長年にわたり陶芸界に足跡を残した作家を対象に金賞を選びます。
第62回日本陶磁協会賞受賞作家展には、2019年度日本陶磁協会賞受賞の和田的さんが加わります。金賞受賞は、2003年度協会賞受賞の前田昭博さんです。現代の白磁作家で人気の2人が揃うことになりました。
和田的さんは磁土を轆轤で厚く挽き、乾燥後に彫刻刀で削り出していきます。エッジの効いた直線が生む陰影と曲線の優美なフォルムが特徴です。近づきがたい神秘性を纏う一方、ユニークな心和ませる作品も多く、剛柔を併せ持ち、今後の展開が楽しみな作家です。
一方の前田昭博さんは、白磁で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、その後も動きのある新しい形に挑戦し続けています。
今展のテーマ作品は「花のうつわ―生きとし生けるものへ―」です。昨今私たちの生活を一変しているできごとは、改めて命のはかなさ、尊さを思い知る日々に変えました。このなかで変わりなく心を和ませ励ましてくれる花。その魅力をさらに引き出す、花入、水盤、一輪挿しなど歴代受賞作家約50名の優品を展観します。
また本年度、中国・四国エリアで開催した第4回「日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞」を受賞した田原崇雄さん・高島聡平さん・金重周作さんの受賞作品および新作を併せて展観いたします。盛りだくさんの会場にぜひ足をお運びください。

スケジュール

2021年2月11日(木)〜2021年2月23日(火)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
備考
開館時間 10:30〜18:00
入場料無料
展覧会URLhttps://www.wako.co.jp/exhibitions/722
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
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