花代は80年代末より、写真、映像、パフォーマンス、音楽など、ジャンルを横断しながら作家活動を展開。中学生の頃に父親から譲り受けたカメラで写真を撮り始め、19歳の時に向島で半玉の修行をはじめます。芸妓として働きながら、ライフワークとして写真を撮りつつ、モデルやミュージシャンとしても活動。95年に花柳界を引退し、イギリスへ移住。「ドクメンタX」やハンス・ウルリッヒ・オブリストとホウ・ハンルウのキュレーションによる「Cities on the Move」への参加、パレ・ド・トーキョーでの個展など、精力的に作家活動を展開します。奇才映画監督クリストフ・シュリンゲンジーフに呼ばれてベルリンを訪れたことをきっかけに、99年にベルリンへ移住し、15年間の海外生活を経て2010年に帰国。