終了した展覧会・イベントです
[画像: クチがケガレになった日、私は唾液で花を育てようと思った(2021)]

キュンチョメ 「クチがケガレになった日、私は唾液で花を育てようと思った」

NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
終了しました

アーティスト

キュンチョメ
2021年7月31日より、キュンチョメ個展『クチがケガレになった日、私は唾液で花を育てようと思った』を開催いたします。

今年3月に開催いたしました東日本大震災をめぐる個展『ここにいるあなたへ』が記憶に新しいキュンチョメですが、今回はあいちトリエンナーレ2019以降初となる新作発表の個展となります。2019年、あいちトリエンナーレが閉幕した後、キュンチョメはすぐに香港に渡り民主化運動に参加しました。黒煙の上がる路上で目にしたのは、旧日本軍と中国共産党をオーバーラップさせたビラと、香港警察を”皇軍”と呼ぶ若者達でした。そして年が明けてすぐにコロナ禍が起こります。

キュンチョメにとって、あいトリの騒動も、香港の民主化運動も、今も続くコロナ禍やオリンピックも、すべてが繋がっていて、それらは呪いのように自身の中に渦巻いているといいます。本展示では、感染症、民主主義、抵抗と抑圧、男と女、人と動物と植物、過去と未来、様々なものが交差し、呪いを祈りへと変換する行為へと繋がっていきます。その行為をキュンチョメは、「自分でつくる、自分のためのワクチン」と呼びます。

今を生きる私たちが背負うもの、背負わされたものを再考し、解放を試みるキュンチョメの行為が鑑賞者にとってのワクチンにもなりえることを願っています。

スケジュール

2021年7月31日(土)〜2021年9月12日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
月曜日・木曜日・金曜日は15:00〜21:00、土曜日・日曜日・祝日は13:00〜21:00、火曜日・水曜日は休廊
入場料入場料 500円、18歳以下 無料
展覧会URLhttps://www.kyunchome.com/2021smr
会場NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts
http://nicatokyo.com/
住所〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS B1F
アクセス東京メトロ日比谷線小伝馬町駅1番出口より徒歩4分、都営新宿線馬喰横山駅A2出口より徒歩5分、JR総武線馬喰町駅1番出口より徒歩6分
電話番号03-6206-2767
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します