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[画像: 柳原義達《風の中の鴉》1984年 三重県立美術館蔵]

「開館30周年記念 柳原義達展」

平塚市美術館
終了しました

アーティスト

柳原義達
このたび平塚市美術館では、日本の彫刻界を代表する作家のひとりである、柳原義達(1910-2004)の業績を紹介します。柳原は戦前よりロダン、ブールデルの影響により彫刻制作を始めます。戦争を経て、戦後、1953年に渡仏し、新たな具象彫刻を展開します。その緊張感に満ちた造形性は、対象の本質を表し、具象彫刻の可能性を押し開きました。加えて、ヒューマニズムに裏打ちされた感覚により、生命感あふれる作品を発表し、戦後日本の彫刻界に大きな足跡を残しました。
「生命の力の移動を見、その移動によってプランが構成される芸術は、絵では出来ない。ただ一つの彫刻の世界、特に具象の作家の仕事ではなかろうか。
私はこのことこそ、唯一の純粋な彫刻の美であり、具象の美しさであると信じている。私は少しでも絵画的表現の戦前の仕事から、彫刻の本質とは何かの困難な道を歩みたい。」(『柳原義達美術論集孤独なる彫刻』)と柳原は記しています。
本展は、代表的な彫刻および素描により柳原彫刻の魅力を紹介するものです。

スケジュール

2021年4月24日(土)〜2021年6月13日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
5月3日は開館、5月6日は休館
入場料一般 400円、大学生・高校生 200円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00240.html
会場平塚市美術館
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
住所〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
アクセスJR東海道線平塚駅北口より徒歩約20分、JR平塚駅北口より神奈川中央交通バス「美術館入り口」下車、小田急小田原線伊勢柄駅南口より神奈川中央交通バス「美術館入り口」下車
電話番号0463-35-2111
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