終了した展覧会・イベントです

「気韻生動 ‐ 平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」

明治神宮
終了しました

アーティスト

平櫛田中、澄川喜一、深井隆、舟越桂、土屋公雄、宮島達男、三沢厚彦、棚田康司、須田悦弘、保井智貴、名和晃平、土屋仁応、secca、小林正人、原良介
※明治神宮宝物殿中倉の「気韻生動(きいんせいどう)−平櫛田中(ひらくしでんちゅう)と伝統を未来へ継ぐものたち」展は、緊急事態宣言の発令及び政府からの要請を受け、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、2021年4月25日(日)より臨時閉館中です。

「気韻生動」とは、芸術作品に気高い風格や気品、また、生き生きとした生命感が溢れていることを意味します。この言葉は岡倉天心が画家に対して求めた境地とされる一方、それは努力で到達できるものではなく、芸術家が生まれながらに持っているもの、とも言われます。

会場は、国の重要文化財に指定されている明治神宮宝物殿。奈良の正倉院を模した校倉風大床造りの美しいこの建物は、1921(大正10)年に竣工以来、明治天皇・昭憲皇太后の御物が納められてきました。
この度、平成29年からの修復工事を終えてお披露目されると同時に、明治神宮鎮座百年祭を記念し、初めて芸術作品が展示される機会となりました。

明治神宮の御祭神である明治天皇は、生前に平櫛田中の作品を購入されたことがありました。実際に買い上げを受けた平櫛田中30才の時の作品《唱歌君が代》(小平市平櫛田中彫刻美術館蔵)が本展に展示されます。
さらに、宝物殿を設計した大江新太郎氏と、小平市平櫛田中彫刻美術館とアトリエを設計した大江宏氏・大江新氏、父子三代にご縁が繋がったことも注目すべき点です。

本展では、近現代彫刻に大きな影響を与えた明治〜昭和期の彫刻家・平櫛田中と、彼が残した傑作の数々を知って、見て、学んだ現代アーティストたちの作品が一堂に会します。彼らは平櫛田中と同じ展覧会に参加できることを誇りに思い、代表作を発表する他、これまで未発表だった作品や新作の展示にも取り組みます。素材に対しての深い洞察力、そして、新しい素材への挑戦を惜しまない現代アーティストたちの作品は必見です。

会場: 明治神宮 宝物殿(中倉)

スケジュール

2021年3月25日(木)〜2021年5月30日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間 10:00〜16:30、木曜日は休館、3月25日は開館
入場料無料
展覧会URLhttps://jingu-artfest.jp/kiinseido/
会場明治神宮
https://www.meijijingu.or.jp/
住所〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
アクセスJR山手線原宿駅西口より徒歩1分、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅2番出口より徒歩1分、小田急小田原線参宮橋駅西口より徒歩3分、JR山手線・中央総武線・都営大江戸線代々木駅西口より徒歩5分
電話番号03-3379-5511
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します