モリマサト 「Lonsdaleite Year」

NANZUKA UNDERGROUND

poster for モリマサト 「Lonsdaleite Year」
[画像: 森雅人 Masato Mori 2020 Acrylic paint, acrylic spray, oil chalk, oil paint on canvas H205 x W205 x D3.5 cm]

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このたび、Nanzukaは、2016年以来5年ぶりとなるモリマサト(Masato Mori)の新作個展「LonsdaleiteYear」を、渋谷区原宿に新しくオープンするフラッグシップ・ギャラリー、NANZUKA UNDERGROUNDにて開催致します。
モリは、1976年徳島県生まれ、現在も徳島市内にて製作活動をしているアーティストです。近年、Art Basel Miami Beach の Nova セクションにおけるソロ展示(2019年)、Jeffrey Deitch における「Tokyo Pop Underground」(2019/2020)と、その活躍の場を国内外に広げています。

モリの絵画は、鮮やかな色彩と複雑なテクスチャーを持つ一方、どこかコミカルで軽快な印象を受けます。この作風に至る過程で、モリは自身の創作活動のルーツとなっている様々な影響関係について分析を繰り返し、漫画やTVゲーム、アニメーションなどと自身の美学的観点との合致点を探しました。また、近年のモリの作品には、子供の絵や障害者の芸術を研究したジャン・デュビュッフェ、パウル・クレー、パブロ・ピカソ、ワシリー・カンディンスキーといったアーティストとの親和性を発見する事ができます。そこには芸術の根源的なテーマとも呼べる純真性、無心性といった、モリの創作行為を紐解くヒントを垣間見ることができます。絵の上手な幼い子が決まってそうするように、人気漫画のキャラクターを写すことから絵を描く喜びを学んだモリにとって、そうした相関関係が無意識のうちに生まれることは自然の成り行きだったのかもしれません。

本展「Lonsdaleite Year」は、モリの徳島での日常生活を綴った絵日記とも呼ぶことのできるシリーズです。モリは、自分の興味や関心を”熱中”と呼べる次元まで高めることで、創作活動のエネルギーを発電します。昆虫採集、川遊び、動物や植物の育成、ゲームや漫画といった遊びの延長にあるアーティストの日常は、やがて作品のソースとなって回収されるのです。

また、モリの創作過程において特出して着目すべき点は、立体作品と平面作品との相関関係です。モリは、ペンタブツールで描いたグラフィックを、ペインティングの下絵として好んで用いています。絵の具をキャンバスに乗せていく工程で、グラフィックと異なるテクスチャーを表現することは、モリにとって非常に重要な創作行為だからです。その一方、モリが制作するセラミックやブロンズなどの立体作品は、完成したペインティングを下敷きに色鉛筆で描き起こしたドローイングを下絵として制作されます。このようにグラフィック、ペインティング、ドローイング、立体という異なるメディアを、あたかも3次元と2次元を交差させるように制作するプロセスは、モリが実験を繰り返すことで自然とたどり着いた手法です。今回の展覧会において、モリは大作のキャンバスペインティング12点とブロンズ作品4点を発表する予定です。1年以上の準備製作期間を経て完成した、すべて新作となります。

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スケジュール

2021年06月05日 ~ 2021年07月04日

アーティスト

モリマサト

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