「damp plosive roam」

mcg21xoxo

poster for 「damp plosive roam」

このイベントは終了しました。

本展では、mcg21xoxoのディレクションに呼応しつつ、アーティスト3名が、生物と無生物、自然と人間、意味と無意味といった対関係を曖昧にするオブジェクトを配置し、空間を構成します。

本展タイトル「damp (湿った) 、plosive (破裂音) 、roam (ぶらつく) 」は、それぞれの単語が組み合わさり意味を構成しているのではなく、生理的・心理的な感覚を喚起させる単語をバラバラに羅列したものです。これらの単語は、都市生態において現れる外来性の気配を追跡する指標として選ばれた言葉です。

近年広告的に使われる「エシカル消費」や「サステナビリティ」といったキーワードは、エコロジカルな善意を一般化していくうえで効果的である反面、その意志を表層的な次元に留めてしまうニヒリズムとして機能しているように見えます。

他方で人間機械論的なAIなどへの志向は、コロナ禍の状況もあいまって、社会においてごく自然に環境化されつつあり、私たちの判断力は近い将来、私たちのものではなくなってしまうかもしれません。エコロジーを含めた人間的な運動性から生じる規範は、自然と人間の分割をより押し進め、複雑怪奇な未来を暗示しつづけています。

このような状況を踏まえたうえで、本展の着想は、エコロジーとAIといった対関係ではなく、その第三項として外来性、人間の認識から溢れるものを示すことにあります。記憶の彼方の光景、聞き覚えの無いはずの鳴き声、無意味に存在するガラクタなど、社会的な生活空間に存在しながらも、人間の尺度や時間にとって外来であるような詩的なモノたちによって、現在の複雑な社会状況を外来から照らし出しすことを本展は目論みます。

メディア

スケジュール

2021年02月06日 ~ 2021年02月27日

アーティスト

鈴木操髙橋銑原田裕規

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