TOMO都市美術館にて休止していた、中島りかによる「都市における “女性” の身体」をテーマとした展覧会「Bodies On The Matter」を、会期を延長して再開し、9月4日(土)から9月26日(日)まで開催いたします。
中島りかは、ロンドン芸術大学 Chelsea College of Arts にて Fine Arts を学び、2019年から東京藝術大学大学院に在学。これまでに、公共空間における文字や記号が人々へ与える共通認識、共存/対立に問いかけながら、サイトスペシフィックなインスタレーションやパフォーマンス、写真・映像作品を手がけてきたアーティストです。
本展では、都市空間における、アーティスト自らの “女性” としての身体を模索した末の結実として、かつてインド人男性だけの技法とされてきたが、現在代において女性のものという認識になりつつあるヨガをテーマとして、鑑賞者が一人ずつ個室に入り、中島が自作したヨガ《E-kali Yoga》を体験する参加型作品(男性も女性の身体性を感じる体験として参加可能)および、中島が都内の複数の都市空間でシャバーサナ (=死者のポーズ) の姿で地べたに寝そべる3つの写真作品《Practice of savasana》が発表されています。