この秋、両足院ではスコットランドのグラスゴーを拠点にするアーティスト、アンドリュー・クランストンによるアジア初となる展覧会を開催いたします。本展はクランストンの所属ギャラリーである、エディンバラのIngleby(イングルビー)とロンドンのModern Art(モダン・アート)によって企画されました。今回クランストンが展示するのは、Birds, beasts and flowers(鳥、獣、花)と題された一連の絵画作品で、このタイトルは1923年に初版が刊行されたD・H・ロレンスの詩集に由来します。クランストンは19歳の時、夜間の英語クラスでこの詩集に出逢いました。「彼の詩は感情のあり方や思考の多様性を開放し、また客観と主観を自由に行き来する方法を示してくれました。特に私が惹かれたのはその観察的な姿勢です。目に映るもの、心に思い浮かぶことを記録しながら、あちらこちらへ思考を巡らせていく。それは推敲されていないようで、詩的な装飾もなく、ふぞろいで、堂々巡りをしながら、同じことを繰り返すこともあります」と説明します。
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