アーティスト
Assemble、Matter at hand
「Building Blue」は、色を通して、風景が変容し、やがて色そのものへと変わっていく過程を探るプロジェクト。
スペース自体は、日本の産業や農業から生じる残渣をもとにつくられた新しい顔料を使用し、遊びながら実験できる場へと変わる。コシヒカリの籾殻、石灰肥料の製造過程で生じる粉塵、再生ガラス、そして加熱された銅を合わせたことで鮮やかな青が生まれる。この青は、キュプロリバイト(cuprorivaite)をもとにしている。キュープリバイトは、人類が初めて生み出した顔料に含まれる化合物のひとつである。強く発色した固体として生成されるという特徴がこの青にある。その固体は、砕いて粉末にすることで絵具として使うことができるほか、陶磁器のように扱い、純粋な「色」そのものからなるオブジェをつくることもできる。
青く塗られた小さな杉の建築物や、青い固体のオブジェなどを通して、色そのものの存在と、顔料のさまざまな用い方を表現する。「Building Blue」は、色の創作とさまざまな色の用い方を通して、周囲の環境への新たな理解をどのように生み出し、未来に向けた、より資源を有効に活用する建築のあり方を探る。
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