日本において女性の姿を描いた絵画は飛鳥時代からありますが、多く描かれるようになるのが江戸時代の浮世絵であり、明治以降の近代日本画ではひとつのジャンルとして美人画という言葉が生まれました。女性の姿の中で、外見の美は、服装や髪型、装飾品などを通して表現され、そこには身分や立場、時代相、ひいては国ごとの美の基準が反映されました。そして、内面の美は、しぐさなどの外見を通して表現されるだけでなく、ともに描かれた季節の風物や草花などを通して表現されました。特に日本人にとって美は自然とともにあるといわれ、人々の人生や心情は、春から冬へと移ろいゆく自然に重ね合わされました。本展覧会では、日本・中国・インドで17世紀から20世紀にかけて描かれた美人画や風景画、そして衣装や化粧道具などを取り上げ、「美人の姿」「演劇と美人」「季節と美人」「美人と描かれたもの」といったキーワードとともに約70件の作品を展観いたします。
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学芸員によるギャラリートーク
日時: 2026年10月20日、11月5日、11月21日、12月4日14:00〜
登壇者: 四宮美帆子(当館学芸課長)
会場: 大倉集古館 展示室1階展示室
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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