北斎館花や鳥を主題とした花鳥画は古くから絵画の題材として好まれていました。葛飾北斎(1760-1849)や歌川広重(1797-1858)が活躍した江戸時代には花鳥版画として浮世絵にも取り入れられ、数多く描かれました。1877年創立のアメリカの美術大学、ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン美術館(RISD美術館)には浮世絵を含む数多くの日本美術作品が収蔵されています。その中でも、実業家ジョン・ロックフェラーJr.の妻、アビー・オルドリッチ・ロックフェラーから寄贈された花鳥版画群は質量ともに優れた貴重なコレクションとして知られています。ロックフェラー・コレクションは1990年に開催された「ロックフェラー浮世絵コレクション展 甦える美・花と鳥と」にて日本で公開されました。本展はそれから35年の時を経て新しく企画された展覧会です。本展では、北斎、広重をはじめとした浮世絵師による花鳥版画を、同コレクション約700点から163点を厳選して紹介します。アメリカのモダン・レディが恋した、可憐な浮世絵をどうぞお楽しみください。
[関連イベント]
1. 講演会「北斎と広重 花鳥版画の愛好と版元」
日時: 2026年8月8日14:00〜(13:30開場)
講師: 田辺昌子(国際浮世絵学会 副理事長)
会場: 北斎館内 映像ホール
参加費: 無料(要入館料)(定員40名、当日先着順)
2. 学芸員によるギャラリートーク
日時: 2026年9月19日14:00〜、9月21日14:00〜、10月4日14:00〜
会場: 北斎館展覧会場内(集合場所:映像ホール前廊下)
参加費: 無料(要入館料)
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。
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