旧武蔵国の多摩川以南、現在の横浜市と川崎市にほぼ相当する地域には、都筑郡・久良岐郡・橘樹郡の3つの郡が置かれていました。これら三郡があった南武蔵の地には、平安時代後期にあたる11・12世紀代の仏像が伝わっています。
南武蔵の平安仏には、各郡の中心的な寺院であった郡寺とのかかわりが想定される像や、集落内の小さな寺堂に安置されていたとみられる像など、さまざまな来歴のものがあります。また、平安時代後期に普及した和様彫刻の穏和で優美な造形を取り入れた像があるいっぽうで、前代以来の地域性の強い造像の伝統を受けつぐ素朴で大づかみな造形を示す像も多くみられます。本展では、そうした南武蔵の平安仏の特色や歴史的背景などを紹介しながら、当地域における古代仏教文化の様相を探ります。
[関連イベント]
1. 講演会
日時: 11月21日・11月28日・12月5日 各日とも14:00~15:00
講師: 高橋香氏((公財)かながわ考古学財団)、萩原哉氏(玉川大学准教授)、望月一樹氏(神奈川県立歴史博物館館長)
場所: 横浜市歴史博物館 講堂
料金: 1000円(特別展入場券付き、要事前申込み)
2. 仏像鑑賞ワークショップ
日時: 11月29日 10:30~11:30 / 14:00~15:00
講師: 花澤明優美(横浜市歴史博物館学芸員)
場所: 横浜市歴史博物館 体験学習室、企画展示室
料金: 要特別展入場券(要事前申込み)
3. いけばなワークショップ「ことばは大事だが、すべてではない」
日時: 11月14日 10:30~12:00 / 13:30~15:00
講師: 柳川太希氏(京都芸術大学ほか非常勤講師)
場所: 都筑民家園 主屋
料金: 3000円(要事前申込み)
4. ギャラリートーク
日時: 11月1日・11月15日・12月13日 各日とも14:00~
場所: 横浜市歴史博物館 企画展示室
料金: 要特別展入場券
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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