終了した展覧会・イベントです

「唐ものがたり 画あり遠方より来たる」

中之島香雪美術館
終了しました
中国から海をはるばる渡ってやってきた絵画は、「唐絵(からえ)」「唐物(からもの)」として珍重され、鎌倉・室町時代以降は、寺院や将軍家、大名家の床などを飾りました。朝日新聞の創業者で美術品コレクターでもある村山龍平(りょうへい)(1850~1933)は、中国、朝鮮半島から日本にもたらされた絵画を収集していました。唐時代の禅僧である布袋(ほてい)、蜆子(けんす)といった人物画、鷺(さぎ)や雉(きじ)などの鳥と梅や牡丹(ぼたん)といった植物を描いた花鳥画、風光明媚(ふうこうめいび)な山々や水辺に遊ぶ人物を表した山水画など多岐にわたります。村山コレクションの中国絵画は、江戸時代までに日本へ伝わった作品ばかりと考えられます。本展では、これまでまとまった形で展示されることがなかった中国絵画を一挙に公開し、付属する鑑定書や墨書のある箱などとともに紹介します。さらに、日本の絵師たちが中国絵画を参考に描いた室町時代以降の作品も、あわせてご覧いただきます。

[関連イベント]
1. 講演会1「『唐絵』―中近世日本に伝来した中国絵画」
日時: 7月1日(土)14:00〜15:30 (13:30 受付開始)
講師: 板倉聖哲氏(東京大学東洋文化研究所 教授)
会場: 中之島会館(中之島香雪美術館隣)
参加料: 500円(展覧会観覧には別途入館料が必要)
定員: 120名(予定・先着順)
2. 講演会「イメージの増幅―中国絵画と狩野派の場合―」
7月29日(土)14:00〜15:30 (13:30 受付開始)
講師: 野田麻美氏(神戸大学大学院人文学研究科 専任講師)
会場: 中之島会館(中之島香雪美術館隣)
参加料: 500円(展覧会観覧には別途入館料が必要)
定員: 120名(予定・先着順)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2023年6月17日(土)〜2023年7月30日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
6月22日、7月20日は19:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 400円
展覧会URLhttps://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/企画展「唐からものがたり 画えあり遠方より来/
会場中之島香雪美術館
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/
住所〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト4F
アクセス京阪線渡辺橋駅12番出口より直結、地下鉄四つ橋線肥後橋駅4番出口より直結、地下鉄御堂筋線・京阪線淀屋橋駅7番出口より徒歩5分
電話番号06-6210-3766
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します