Otherwise Galleryより、cobird(コバード)による個展「Project △」の開催をご案内いたします。
cobirdは、布帛(ふはく)という素材に込められた構造と物質性を探求し、多角的な視点から時間と空間の関係性を表現しています。 美術教育の枠にとらわれず、アパレル業界で学んだ布地の知識やデザイン手法を基盤として制作するcobirdは、布帛を「着られる建築」と捉え、その構造を「人類の根本的な美意識」として研究しつつ、クラフトやデザインにとどまらない独自の表現を追求しています。自らを「器用人(ブリコルール)」と称し、物質性に重点を置いた表現を理想としています。
また、彼の作品はヒップホップ文化のサンプリング手法にも強く影響を受けています。ブレイクビーツが複数の楽曲要素を再構築し、新たな時間軸を生み出したように、cobirdの作品も要素を断片化し再構築することで、オリジナリティを再考します。偶然と意図の境界を探ることで、時間と空間の再解釈を特徴としています。
今回の展示では、シリーズ作品「Sixty×Hundred」の最新作を発表します。このシリーズは、映画の1シーンをコマごとに切り出し、それらを静止画として再構築することで、映像の時間を一枚の絵画に押し込めています。これらの試みは、絵画の新しい定義を模索するものです。 「Project △」は、メディアや形式を超えた「絵画」の可能性を提示し、社会への問いを投げかけます。
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