この度、Apèroにてグループ展「泥みたいな力」を開催いたします。本展では、専門分野を異としつつも横断的に活動する3名の作家による作品を展示いたします。
泥には潜在的な力があるのではないかと感じています。何もないところから、運動が発生し、固体化して形作られ、やがてまた元の流体に戻っていくイメージが、泥にはあります。
また、泥は様々な成分で構成されています。『日本大百科全書』によれば、泥は「水分をかなり含み、固結していない微細な粒(コロイド起子が主体)からなり、無機質粘土に多少の有機物が混合しているもの」とされています。そして、泥にも様々な種類があり、無機質粘土や鉄、プランクトンの処骸、植物の花粉などが含まれているかどうかなどで種類分けがされます。不定形でありながらも様々な成分で構成される泥には、予測不可能な未知の力があるのではないかと思わせられます。
3名は映像、アニメーション、パフォーマンス、彫刻、絵画、スペース運営、ディレクション、ZINEなど、広範囲の分野を横断しながら活動しています。しかし、同時代の作家としての現代に対する視点や問題意識は、ゆるやかにつながっているはずです。それが、潜在的なものがかたちとなり、かたちづくられたものが再び潜在性のなかへと戻っていくという泥のイメージなのではないでしょうか。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
[関連イベント]
パフォーマンスイベント
日時: 10月31日 13:00〜
出演者: 森田碧(1回目13:00~、2回目15:00~、3回目17:00〜)、足立雄亮(13:00〜18:00)
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