「Pearson」は、カナダ・バンクーバー島で過ごした穏やかな1週間を東京で体験できる映像インスタレーションです。2026年11月3日(火・祝)から8日(日)まで、東京・代々木八幡の Vacant/Centre にて初公開されます。
本プロジェクトは、ひとつの招待から始まりました。それは、日常を離れ、自然に囲まれた環境の中で、音楽をつくるための時間と空間を Jonah Yano(ジョナ・ヤノ)に贈るというものです。この招待をしたのは、クリエイティブディレクターのMikey Krzyzanowski(マイキー・クシザノフスキー)でした。ジョナの音楽が持つ、親密でありながら広がりのあるサウンドに心を動かされた彼は、その感覚を、今度はジョナ自身に届けたいという思いから、自身が主宰するロンドンのクリエイティブスタジオ「open!」の支援により、アーティスト・レジデンスを企画しました。
その場所探しを託されたのは、マイキーが信頼を寄せる Stüssy のアートディレクター、Brock MacKay(ブロック・マッケイ)です。水上飛行機でバンクーバー島へ渡った彼が見つけたのは、森に囲まれ、太平洋を見渡す場所に佇む一棟のログハウスでした。この場所が、その後に続く時間の流れを形づくっていくことになります。
その体験を映像として表現するために参加したのが、Stüssy や Burberry などの映像を手がけるロンドン拠点の映像監督 Francis Plummer(フランシス・プラマー)です。長年の共同制作者であり、MiuMiu や Loewe などの作品にも携わる撮影監督 Robbie Corral(ロビー・コラル)とともに作品を制作しました。本作は当初から、インターネットの目まぐるしい情報の流れから離れ、ギャラリーという空間で実際に体験する作品として構想されました。
レジデンス期間中には、ミュージシャンの Noah Williamson(ノア・ウィリアムソン)と Monsune(モンスーン)もジョナを訪れ、音楽制作に参加しました。親密な雰囲気の中で行われたセッションの録音には、ジョナがリリースを予定している新作アルバムの初期のサウンドが収められています。
本インスタレーションが最初に公開されるのは、東京です。映像は途切れることなくループ上映され、来場者は自由に腰を下ろし、時間の感覚を忘れて、ただその場でゆっくりと過ごすことができます。また、会場となる Vacant/Centre では、風間エイリと Teito が設立した SCENZI Herbal Tea による、特別なブレンドのハーブティーを無料で提供します。
音楽、映像、ファッション、アートの領域で活動するクリエイターたちが集い、創作のために用意された時間と空間を映像インスタレーションとして表現した「Pearson」。バンクーバー島で生まれた穏やかな時間を、東京で体験する機会となります。
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