アーティスト
HOME ECONOMICS EXPERIMENT
松竹株式会社によるアートスペース「SHUTL(シャトル)」は、オープン3周年を記念し、展覧会 SHUTL 3rd ANNIVERSARY EXHIBITION HOME ECONOMICS EXPERIMENT『 STUDY / COMPOSING ELEMENTS』を開催いたします。HOME ECONOMICS EXPERIMENT(ホーム・エコノミクス・エクスペリメント、略称:HEE)は、2020年の活動開始以来、独自の世界観と実験的なアプローチで国内外から人気を博すアートユニットです。コロナ禍を過ごす中で、パーソナルな室内空間の重要性と自由度の高さを再認識したことをきっかけに、2020年に活動を開始しました。
家政学の考え方に、実験的な制作手法とサステナブルな視点を掛け合わせ、生活空間に新たな可能性を提示することをコンセプトとし、廃材や廃棄寸前のUSED家具に多様な加工を施して新たな価値を与えた一点モノのアイテムや、オリジナルファブリックを用いた寝具・クッションなど、独自の世界観を日常的に使用するプロダクトに落とし込んで提案してきました。代官山 蔦屋書店や恵比寿 NADiff a/p/a/r/tでのフェア・個展、DOVER STREET MARKET GINZAでのコラボレーションライン展開のほか、SixTONESのアルバムロゴデザイン、XGのライブ演出・グッズデザイン、FUJI ROCK FESTIVALのグラフィック制作など、アパレル・インテリア・音楽カルチャーを縦横無尽に横断する活躍で多大な注目を集めています。
本展は同ユニットの思考と構成プロセスを空間全体で体感できる貴重な機会となります。本展では、インスタレーション形式によって、人とモノがさまざまな要素の重なりによって形づくられていく過程を探ります。タイポグラフィ、写真、グラフィック、記号や図形といった要素を、素材や形、色とともに扱い、「重ねる」「並べる」「分解する」「組み替える」といった行為を通して、空間の中で要素同士の関係性を実験的に考察・表現します。同じ形状を持つ物体であっても、表面に与えられた情報や置かれる位置、周囲との関係によってそれぞれ異なるものとして立ち現れます。会場全体をひとつの環境として再構成することで、私たちの暮らしや考え方もまた、これまでに触れてきた無数の要素の組み合わせによって成り立っていることを浮かび上がらせます。日々の生活の中で見過ごされがちな「構成する」という営みに、あらためて目を向ける機会を提示します。
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