このたび、イタリア文化会館では、9月12日(土)から10月22日(木)まで、ファルネジーナコレクション25周年を記念し、イタリア現代美術展「境界を越えるアイデンティティ 人間と自然の対話ファルネジーナコレクション」を開催いたします。主に1970年代から現代に至るまで美術界で大きな存在感を示してきた、イタリアを代表する女性アーティストたちの作品に焦点を当てて紹介します。ファルネジーナコレクションは、イタリア外務・国際協力省が所蔵する現代美術コレクションです。700点以上の作品を有するイタリア有数の公的コレクションのひとつで、同省のあるファルネジーナ宮に展示されるほか、海外での展示を通して、多様性ある世界の架け橋として機能し続けています。日本では、2023年の「イタリア現代美術展 ファルネジーナコレクション」で初めて本格的に紹介され、大きな話題となりました。今回は、「境界を越えるアイデンティティ」というテーマを通して、異なる世代に属し、それぞれ異なる表現言語を用いるアーティストたちの作品をあらためて読み解き、環境危機、移民、地政学的不安定さ、そして深刻な文化変容を特徴とする現代における「アイデンティティ」という概念を多角的に考察します。ベルリンをはじめとした各国での巡回展で、このたびの日本展は、ヨーロッパ外で初の展示となります。
[関連イベント]
講演会「境界を越えるアイデンティティ」
日時: 2026年9月14日18:00〜
登壇者: ベネデッタ・カルピ・デ・レズミーニ(本展監修者、キュレーター・美術評論家)、金井直(信州大学人文学部教授)
会場: イタリア文化会館 ホール
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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