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ジョナス・メカス 「われわれは理想主義者でなければならない - Be idealistic -」

粟津邸
終了しました

アーティスト

ジョナス・メカス
グラフィックデザイナー・粟津潔の住まいであり仕事場だった「粟津邸」でジョナス・メカス展を開催します。

「なぜこの場所で、この展示を?」と疑問に思われた方もいるかもしれません。しかし粟津邸の周辺には、メカスをめぐる不思議な縁がいくつも渦巻いています。

粟津邸が竣工された1972年、メカスは映画『リトアニアへの旅の追憶』を発表し、その日本版ポスターを手がけたのが粟津潔でした。数年後、粟津邸からアメリカへと発った潔の息子・ケンはニューヨークで『メカスの難民日記』翻訳者の飯村昭子と出会い、現在まで交流を続けています。また『メカスの映画日記』装丁を手がけた編集者・植田実と「粟津邸」設計者の原広司、展示作品貸し出し元のギャラリー「ときの忘れもの」の間にも、深い交友関係があるといいます。

そして何より、「非力な友人たち」を傷つける相手に徹底的に抗議しながら世界の美しい側面に目を向け続けたジョナス・メカスと、米軍の軍事演習によって漁場を奪われた漁民たちの反対闘争ポスター《海を返せ》でデビューし、常に民衆の側に立たんとした粟津潔の試みからは、遠くない精神性を感じとることができます。

本展では、ジョナス・メカスによる写真、シルクスクリーン作品約15点に加え、粟津潔作品と関連資料を紹介いたします。会期中はイベントも予定しておりますので、この機会にぜひ足をお運びください。

スケジュール

2024年3月1日(金)〜2024年3月31日(日)

開館情報

時間
11:0017:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
入場料1000円
会場粟津邸
住所〒214-0036 神奈川県川崎市多摩区南生田1-5-24
アクセス小田急小田原線読売ランド前駅南口より徒歩13分
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