川口和之の「PROSPECTS」シリーズはその言葉の一義である《眺望》や《見通し》といった意味に加え、その場所の歴史性を踏まえながら、その《将来の姿》や《展望》を写真によって見出していく試みです。
photographersʼ galleryで2017年から8回展覧会を行い、様々な反響を得ています。このシリーズの9回目にあたる本展では、新型コロナウィルスが猛威をふるい、歴史の転換点となった令和の4年間を乗り越え、日常を取り戻したかに見える2024年の1年間に歩いた日本各地の光景を記録した写真を展覧いたします。
今回は、撮影の範囲を北海道から四国まで全国各地の多様な小都市に拡げ、江戸時代から明治・大正・昭和・平成を経て、かつて繁栄を謳歌した街が徐々に衰退し変貌していった様々な痕跡やその営みの澱を可視化しています。
過去に訪れた町を再び歩くと、この数年で変貌の速度がさらに増した様に見えますが、日本の地方都市の変化は何処に行き着くのでしょうか。様々な地方都市で、変わり続ける光景から見えてくる「PROSPECTS」の第9章を是非ご高覧ください
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