11月6日より、Blue Lotus GalleryとVictoria 1842は、キース・マグレガー(Keith Macgregor)が香港を象徴するネオンサインの風景を記録した代表的シリーズから厳選した作品を紹介する写真展『City of Lights』を日本で開催します。
本展は、Blue Lotus Editionsより新たに刊行される写真集にあわせて開催されるもので、マグレガーが長年にわたり撮影してきた膨大なアーカイブから作品を厳選して構成されています。1990年代から2000年代にかけて撮影されたこれらの写真は、夜の香港を鮮やかに映し出し、色彩、光の反射、そしてネオンの輝きに包まれた都市の姿を記録しています。会場では、写真集に収録された作品の一部に加え、厳選された限定エディション・プリントも展示。変わりゆく香港のネオン街の風景を長年にわたり見つめ続けてきたマグレガーの視点を、より深く紹介します。
これらの写真に写し出された風景の多くは、現在ではすでに姿を消しています。ネオンサインが次々と撤去され、見慣れた街並みも変貌を続けるなか、『City of Lights』は単なる視覚的な美しさを超えた意義を持つ作品群となっています。そこには、香港独自の都市文化の一側面が保存され、徐々に過去のものとなりつつある夜の都市景観が貴重な記録として残されています。しかし、本展が伝えるのは「失われていくもの」の物語だけではありません。大規模な商業ネオンサインの時代が終わりを迎えつつある一方で、ネオンという表現媒体は、新たな世代のアーティストやクリエイターたちによって形を変えながら受け継がれています。本展と写真集を通して、香港のネオン文化が築いてきたレガシーを記録するとともに、その光が現在の香港のビジュアルカルチャーにどのような影響を与え続けているのかを紹介します。
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