三好耕三は、1970年代に写真家としてのキャリアをスタートさせ、日本の人や風景を大型カメラで丹念に捉えた作品を発表してきました。1990年代にはアリゾナ州ツーソンに滞在し、「CACTI」や「In the Road」など、アメリカの広大な土地と光の中で、風景と流れる時間が響き合う作品を発表してきました。本展は1996年発表の「CACTI」シリーズの続編で、16×20インチの超大型カメラによる最新作です。三好は2019年以降、コロナ期を除き毎年アリゾナを訪れ、成長すると20メートル近くにもなるサワロサボテンとその周囲の光景を、以前より自由な視線で捉えてきました。雄大な土地の光と空気を写し取ったゼラチン・シルバー・プリント約30点を展示いたします。
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