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[画像: 高野マナブ 《ウサギ、月は月でも月》2023年、カンヴァスにアクリル、65.2 x 53.0 cm]

高野マナブ 「ウサギ、月は月でも月」

GALLERY KTO 原宿

#絵画・平面

終了しました
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アーティスト

高野マナブ
GALLERY KTO 原宿では、高野マナブの個展「ウサギ、月は月でも月」が開催されている。
高野は、一般に「フィジカル」と呼ばれる質量をもつ絵画に加えて、NFTに代表される「バーチャル」の作品も制作するアーティストだ。今回の個展では、前者が出品されている。
近年の高野の作品には、ほとんど決まって、アイコニックなウサギが登場する。光に満ちた空間を想起させる濃い黄色を背景に、ウサギは登場する。
さて、この動物をかたどる黒く細い輪郭線の中には、比較的小さな白いドットが隙間なく配置されている。白いドットの下層には黒い色面が確認され、ウサギの表面に深みが感じられる。
チャーミングでありながら、どこか空虚な印象をあたえるその目は、先ほどの黒い色面の塗り残しによって、巧みに表現されている。
さらにウサギは、亀や蝶、さらに犬とともに登場することもある。ここで興味深いのは、各動物が異なるタッチで描き出されていることだ。
亀の甲羅には絶妙なグラデーション、蝶の羽にはマットな質感、そして犬にはデジタル画像のようなフラットさが見て取れる。同じ世界を共有していないような印象を与える各動物が同居し、互いに接触しているのだ。
ここには背景の色彩によっても暗示されていた希望が感じ取られる。日本にとどまらず、グローバルなアートシーンでも注目を集める高野は、異なる世界との交流を、ウサギに代表される動物によって描き出そうとしているのではないだろうか。そもそもこの交流は、高野という人間が、これほどまでに、ウサギという他の動物を描き続けることに示唆されていよう。
緻密なドットの配置や熟練された色面の塗りには収まらない、高野マナブの絵画世界を、是非ご覧いただきたい。

スケジュール

2023年9月30日(土)〜2023年10月17日(火)

開館情報

時間
13:00 〜 18:00
休館日
水曜日、木曜日、金曜日
備考
10月10日は休廊
観覧料無料
会場GALLERY KTO 原宿
https://www.kto-gallery.com/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-25-7 ​コーポK 103
アクセス東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩5分、東京メトロ半蔵門線・千代田線・銀座線表参道駅A2出口より徒歩約7分、JR山手線原宿駅竹下口より徒歩8分
電話番号03-6881-9936

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