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「開館60周年特別展『横山大観と川端龍子』」

大田区立龍子記念館
終了しました

アーティスト

横山大観、川端龍子、川合玉堂、川端龍子
龍子記念館は、日本画家・川端龍子(かわばた りゅうし、1885-1966)が文化勲章受章と自身の喜寿を祝って自邸の前に造りあげた美術館で、令和5年に開館60周年を迎えます。それを記念した本展では、日本画壇の重鎮として美術ファンならずとも知る横山大観(1868-1958)と龍子とのドラマティックな交流を紹介します。日本画家としての龍子の歩みは、大観らが率いる再興日本美術院(院展)で、活躍の舞台を得た大正期に始まります。龍子は大観を師父のように慕い、大観も龍子に期待をかけて重用しました。しかし、龍子は自らの芸術観を主張して1928(昭和3)年に院展を脱退、それから二人が和解するまで二十余年の歳月を必要としました。大観の最晩年には、大観、龍子に川合玉堂が加わり、こぼれんばかりの笑顔をたたえ、三巨匠展が開催されています。

本展においては、若き日の大観の代表作《無我》(1897年、水野美術館蔵【後期のみ展示】)や陶淵明を描いた《陶靖節》(1919年頃、横須賀美術館蔵)、龍が波間から富士へと昇っていく晩年の一作《或る日の太平洋》(1952年、東京国立近代美術館蔵)の他、《神国日本》(1935年、名都美術館蔵)等の富士の図を展示します。また、龍子の作品は、樗牛賞を院展において受賞した《霊泉由来》(1916年、永青文庫蔵)や院展脱退後に依頼制作された大作《潮騒》(1937年、髙島屋史料館蔵)を展示、さらには、大観、玉堂、龍子による三巨匠展「松竹梅」出品作等を通じて、日本美術史に残されていくべき二人のドラマに光を当てていきます。
(前期に横山大観《布袋》(1902~06年頃、水野美術館蔵)、後期に横山大観《無我》(1897年、水野美術館蔵)を展示します)

前期: 2月11日~2月24日
後期: 2月25日~3月12日

スケジュール

2023年2月11日(土)〜2023年3月12日(日)

開館情報

時間
9:0016:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料16歳以上 500円、6歳以上 250円、65歳以上・未就学児・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi/news/detail?26384
会場大田区立龍子記念館
https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi
住所〒143-0024 東京都大田区中央4-2-1
アクセス都営浅草線西馬込駅南口より徒歩15分、JR京浜東北線大森駅西口より東急バス(荏原町駅入口行き)「臼田坂下」下車徒歩2分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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