AI中原昌也「声帯で小説を描く!|THEBEEGGIINNIINNGG」Poster © UKAWA NAOHIRO

宇川直宏 + DOMMUNE 「『声帯で小説を描く! 』 声帯AI中原昌也|THE BEEGGIINNIINNGG」

ANOMALY
あと5日で開催

アーティスト

宇川直宏、DOMMUNE
ANOMALYでは、お盆明けの週末8月21日より限定3日間、宇川直宏 & DOMMUNEによる「声帯で小説を描く! 」声帯AI中原昌也|THE BEEGGIINNIINNGG を開催いたします。1968年香川県生まれの宇川直宏(うかわ・なおひろ)は、自らを「現”在”美術家」と称し、映像、グラフィックデザイン、VJ、文筆など、複数の領域を横断しながら活動を続けているアーティストです。既存のファインアートと大衆文化の制度的な境界を横断・接続し、そのあわいから新たな文化実践を生み出してきました。2010年3月に個人で開局したライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、今年で16年を迎え、延べ視聴者数3億人超、配信番組数7,000番組超を記録。撮影、配信、記録というライブストリーミングをめぐる一連の行為そのものを「現”在”美術」の実践として位置付けています。また、宇川はこの実践を”ライフログアート”と定義しています。

これまでに東日本大震災復興支援フリーイベント「FREEDOMMUNE」を主催したほか、国内外の芸術祭への参加にあわせサテライトスタジオというアートフォームを展開し、ロンドン、ドルトムント、ストックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌、佐渡島、歌舞伎町、他 15か所以上に設立。2016年にはアルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」、2019年には瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設し、大きな話題を呼び、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けています。同2019年11月には、開局10周年を機に渋谷PARCO 9Fへ拠点を移し、「SUPER DOMMUNE」として最先端のテクノロジーとともに活動を継続しています。

2023年には練馬区立美術館で個展「宇川直宏展|FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE」を開催。生成AI時代における創作の主体性や「描く」という行為を問い直す作品群を発表し、注目を集めました。宇川は、日々更新されるライブ配信と膨大なアーカイブを通じて、現代社会におけるメディアとアートの関係、そして個人の生が情報技術を通して社会システムと接続されることで、いかに記録され、構造化され、作品へと変容し、共有されうるのかを問い続けています。

今回、ANOMALYで開催される展示およびライブイベントは、宇川直宏が情熱的に進めてきたプロジェクト「声帯で小説を描く!」の一つの集大成となるものです。宇川直宏の35年来の友人であり、映画評論家、三島由紀夫賞作家、ミュージシャンとしても知られる中原昌也は、約3年前、糖尿病の合併症による脳梗塞を発症し、緊急入院しました。その後、約半年にわたるリハビリを経たものの、左半身に麻痺が残り、視力も著しく低下。現在は24時間の介助を受けながら、自宅で療養しています。小説、映画批評、音楽など、多岐にわたる創作活動を続けてきた中原にとって、身体機能と視力の低下は、これまでの制作活動に大きな変化をもたらしました。現在も、演奏のサポートを受けて電子楽器を使用したライブにゲスト出演したり、トークイベントに登壇したりするなどの活動を続けていますが、こうした状況を受け、宇川は、長きに渡り友情を育んできた中原とともに、新たな創作の可能性を探るプロジェクトを構想しました。

宇川は、AIと人類の未来を探究するクリエイティブカンパニーKonelと協働し、中原の小説、自伝、批評、インタビューなど膨大なテキストをもとに、RAG(Retrieval-Augmented Generation)による知識ベースを構築、さらに中原本人の声紋をクローニングした「声帯AI 中原昌也」を開発しました。本プロジェクトでは、中原昌也のデジタルツインとして生み出された<AI中原昌也>が対話を重ね、「SPEECH TO SPEECH TO TEXT」というプロセスを通じて、一般のオーディエンスや生身の中原昌也本人と新作小説を共作します。身体的な制約によって従来の創作活動が困難となった作家と、その思考や言葉を学習したAIとの対話を通じて、創作の主体とは何か、作家性とは何か、そして「書く/描く」という行為はどこまで拡張可能なのか…、本展では、AI技術を介して生まれる新たな創作のプロセスそのものを作品として提示し、現代における「作家」と「作品」の関係を問い直します。

[関連イベント]
1. トークイベント「美術」と「音楽」の境界をひらく
日時: 2026年8月21日18:00〜20:00
登壇者: 宇川直宏、中原昌也
2. トークイベント 「障害」と「芸術」の境界をひらく
日時: 2026年8月22日18:00〜20:00
登壇者: 宇川直宏、中原昌也
3. トークイベント 「文学」と「物語」の境界をひらく
日時: 2026年8月23日18:00〜20:00
登壇者: 宇川直宏、中原昌也
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2026年8月21日(金)〜2026年8月23日(日)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://anomalytokyo.com/exhibition/ukawa-dommune_ai-masaya-nakahara/
会場ANOMALY
http://anomalytokyo.com/top/
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 4F
アクセスりんかい線天王洲アイル駅B出口より徒歩9分、東京モノレール天王洲アイル駅南口より徒歩10分、京急本線新馬場駅北口より徒歩9分、JR品川駅港南口より都営バス「天王洲橋」下車徒歩4分
電話番号03-6433-2988
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