2026年11月10日(火)から23日(月・祝)の14日間、コモンズ・アーカイブ・コレクティブ(CAC)は、「渋谷アーカイブ写真展2026」を渋谷ヒカリエ 8/COURT(東京都渋谷区)にて開催します。本展は、渋谷の移り変わりを展示し、その記録を未来へとつなぐことを目的に2023年から始まったアーカイブ・プロジェクトです。2026年は「渋谷の通りと、語られた記憶」をテーマに、新たなアプローチも取り入れ開催します。全11名から聞き取った「オーラルヒストリー(口述記録)」の展示をはじめ、戦後から今日までの渋谷で失われたものをまとめた『渋谷消失事典』の先行販売、9月末に閉店した西武渋谷店の開業当時の写真など、2025年の展示に新規写真を加えた約180点の写真、まちの変遷を感じることのできるSHIBUYA TIMELINEもさらにアップデート。4年目となる本展では、写真をより立体的に読み解く〈都市の記録の層〉を提示します。
2025年に開催した「渋谷アーカイブ写真展2025」では、「名づけられた渋谷の通り」をテーマに、通りの名前の由来や変遷を写真で紐解きました。調べを進めるなかで見えてきたのは、通りの名前には、明確な由来を持たないものもあり、その曖昧さは、渋谷でのさまざまな生活が行き交うなかで、人から人へ語り継がれてきたと示しているということでした。地名が位置を示す静的な情報であるのに対し、通りは人の移動や活動と結びついた動的な空間です。そして、この通りでいくつもの渋谷の文化が生まれました。通りを理解するには、そこで積み重ねられてきた出来事や経験に目を向ける必要があります。2026年は、このテーマを引き継ぎながら、通りの上で営まれてきた人々の活動にも焦点を当てます。通りの背景と写真に、渋谷で時間を過ごした人々のオーラルヒストリー(口述記憶)を重ねることで、写真だけでは読み取れない都市の層を提示します。
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