本展は、2025年にキヤノンマーケティングジャパンが開催した第3回 写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE(グラフゲート)」においてグランプリを受賞した写真家/映像作家・奥田峻史氏による個展です。
奥田氏は、自身や身近な家族にカメラを向けながら、身体を持って生きることの実感や、一人ひとりの存在のかけがえのなさを写真と映像で探求してきました。昨年の「GRAPHGATE」では、作品に込められた明確なメッセージ性と高い完成度、今後の可能性に加え、自身の制作意図を的確に伝えるプレゼンテーションも高く評価され、グランプリを受賞しました。
グランプリ受賞の副賞として開催する本展では、映像作品「クウを掘る」「ヤケグイ」、写真作品「食欲は、食べているうちに湧いてくる」「Buoyance」の4シリーズを展示します。人生の終末期を迎えた祖父母や共に暮らす妻、そして自身の身体に向き合った作品群を通して、食べること、呼吸すること、衝動にまかせて身体を動かすことといった営みに宿る生命の「浮力」を見つめます。
奥田氏が捉えるのは、身体の重みや不自由さを抱えながらも、それぞれのかたちで今日を生きようとする人々の姿です。本展は、身近な存在との関わりの中から浮かび上がる「存在の肯定」をテーマに、私たちがこの世界に生きていることの実感をあらためて問いかけます。
展示する写真作品はすべて、キヤノンのプリンター「imagePROGRAF PROシリーズ」でプリントし展示します。
[関連イベント]
1. ギャラリートーク
日時: 11月14日 16:00~
ゲスト: 天野太郎(東京オペラシティアートギャラリーチーフ・キュレーター)
2. トークイベント
日時: 11月21日 14:00~15:30
ゲスト: 為末大(東京大学 先端科学技術研究センター 附属包摂社会共創機構 教授)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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