椎名澄子は、札幌市に生まれ、東京藝術大学美術学部彫刻科と同大学院修士課程で彫刻を学び、北海道内を中心に国内外でテラコッタやブロンズによる立体作品を発表。現在は、旭川市立大学短期大学部において、こども地域学科教授として子どもの造形表現をテーマとした研究や学生の指導にあたりながら、制作活動を続けています。彫刻科としての近年の椎名は、「風」や「植物」を題材としたブロンズ彫刻に「森」をテーマとするカラフルな額装作品を組み合わせ、展示空間全体を作品として提示するインスタレーションに取り組んでいます。本展では、2023年度当館企画展「椎名澄子彫刻展:風にふれて」でも展示されたブロンズ作品とその後に制作された立体作品を再構成し、額装作品と組み合わせた新たなインスタレーション作品を紹介します。あわせて、椎名澄子が師事した彫刻家・山本正道の立体および平面作品を展示し、椎名澄子の造形的源泉をさぐります。他方、教育者としての椎名は、子どもたちに「作ること・表現することの楽しさ」を伝えるワークショップを数多く行っています。作品展示とあわせて本展では、これまで当館で椎名が講師として実施したワークショップの事例を記録映像とともに紹介し、実際にインスタレーションを体験するイベントを開催します。作品は「観るもの」から「体感するもの」へ、あるいは自分で「作るもの」へ。彫刻家として、そして教育者としての椎名澄子の実践をご覧ください。
[関連イベント]
造形表現ワークショップ「紙コップ de インスタレーション」
日時: 2026年10月17日10:00〜12:00
登壇者: 椎名澄子
会場: 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館(旭川市春光5条7丁目)(要事前申込み)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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