本展「Spectral Landscapes」は、写真、パノラマイメージ、光、VRを組み合わせ、風景が写真のフレームを越えて、空間的・感覚的な体験へと広がっていく可能性を探ります。展覧会は、西アイルランドの特徴的な石灰岩地形であるバレンを捉えた大型写真作品から始まります。Three Space Tokyoの3つのフロアを巡るなかで、風景は「描かれた場所」から、身体や知覚を包み込む環境へと変化していきます。VR作品を通して、仮想世界と現実の視界との関係も探ります。没入を単なるスペクタクルとしてではなく、身体、イメージ、光、建築、テクノロジーの間に生まれる移ろいゆく関係として捉え、鑑賞者の場所に対する知覚や体験の変化を考察します。スザンヌ・ムーニーは、東京を拠点に活動するアイルランド出身のアーティスト。インスタレーション、写真、映像、没入型の空間表現など、複数のメディアを横断して制作を行っています。日本、韓国、アイスランド、アイルランド、イギリスなどで作品を発表しています。本展は、JSPS科研費22K00216「Immersion through Digital Technologies for Optimal Engagement with Contemporary Art Installation」の助成を受けています。
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