©Taichi Nakamura, The River of Dreams, acrylic and oil on cotton, 144.5×112cm, 2026

中村太一 「夢の川」

CAVE-AYUMIGALLERY
あと7日で開催

アーティスト

中村太一
CAVE-AYUMI GALLERY では、2026年8⽉23⽇(⽇)より、中村太⼀の個展「The River of Dreams」を開催いたします。本展は中村による当画廊での4回⽬、2年ぶりの個展となり、新作を発表いたします。

本展で、中村が起点とするのは、夢の中に繰り返し現れる⼀つの川の記憶です。その川の情景を⽗に話したところ、⽗はそれを「夢の川」と呼び、⾃⾝もまた繰り返し夢の中に川を⾒ることを語りました。その不思議な符合は、誰の中にもあるまだ⾔葉にならない世界の存在を感じさせます。中村の作品に⾒られる⼤きな特徴は、ひとつの⾵景や記憶を起点に次々と新たなイメージが⽴ち現れていく豊かさです。夢の中の川、⽇々出会う⾃然、動物や植物の姿は、固定された象徴ではなく、⾊彩や絵の具の変化を通して、絶えず新たなイメージへと展開していきます。そのイメージの広がりは、現実を離れた空想によるものではありません。⽇常の観察や体験、記憶の蓄積が重なり合うことで、無数の⾵景が⽣まれています。近年、中村は制作拠点を⼭間へ移しました。前回の個展「ROADS NOT ON THE MAP」(2024)は移住直後に開催された展覧会であり、都市部との関係性をひとつのテーマとしていました。⼀⽅、本展で発表される作品には⼭の中を⾃由に歩き回る⼈々、突然遭遇する動物たち、釣り⽷を垂らす⼈々や、⾃然の中にテントを張る⼈々が描かれています。そこでは、⼈間の営みを中⼼に据えるのではなく、⾃然の中で⼈や動物が共に存在しています。絵画そのものが⾃然の「眼」となって、世界を⾒つめているようです。中村は初期より、働く⼈々や動物、植物、⾃然を描き続けてきました。その根底には⼀貫して、⼈間と⾃然、⽣きものたちが共に存在する世界への眼差しがあります。⽔彩画を創作の出発点としてきた中村は、近年ではキャンバス作品においても、油彩からアクリルと油彩を併⽤する表現へと移⾏しています。絵具に含まれる⽔が⽣み出す滲みや透明感、蛍光⾊の輝き、絵具の重なりといった絵画そのものの現象が、画⾯の中に終わりなく広がる夢の⾵景を⽣み出し、⾒る者をその奥へと引き込みます。

スケジュール

2026年8月23日(日)〜2026年9月22日(火)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
水曜日、木曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://caveayumigallery.tokyo/TaichiNakamura_TheRiverofDreams_release_2026
会場CAVE-AYUMIGALLERY
https://caveayumigallery.tokyo
住所〒162-0805 東京都新宿区矢来町114 高橋ビルB2F
アクセス東京メトロ東西線神楽坂駅1番出口より徒歩2分、都営大江戸線牛込神楽坂駅A3出口より徒歩7分
電話番号03-3269-1202
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