終了した展覧会・イベントです

「藍染の絞り片野元彦・かほりの仕事」

豊田市民芸館
終了しました

アーティスト

片野元彦
藍染絞りの第一人者として知られる片野元彦(1899-1975)は、名古屋で生まれ、若い頃は画家の岸田劉生に師事し洋画家を目指していました。岸田の急逝後には染物を学ぶようになり、藍染絞りの道に専念したのは57歳の時、日本民藝館創設者の柳宗悦(1889-1961)に、産地である有松・鳴海の絞りの仕事を再興するように託されたのがきっかけでした。以降76歳で亡くなるまで、「絞染職人」として、天然藍を中心に植物染料を使った絞り染の着物や服地、暖簾や飾布など生活の中で使用される布の制作に邁進しました。

本展では片野元彦の絞り染作品に加え、父・元彦の仕事を献身的に支え続け、父の死後も真摯な仕事を生涯続けた絞り染作家の長女・かほり(1932-2016)の作品、書簡などの関連資料、親交のあった写真家・藤本巧撮影による片野元彦・かほりの写真も併せて展示します。また、日本民藝館の新収蔵資料から、河井寬次郎の書、かほりの作品等が初出展です。

[関連イベント]
1. 記念講演会「片野元彦・かほりのこと」
日時: 10月22日(土)14:00〜15:30
講師: 藤本巧(写真家)
会場: 第3民芸館
聴講: 無料(ただし会期中の観覧券の提示必要)
定員: 30名(事前予約制)
2. ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
日時: 11月6日(日)14:00〜1時間程度
集合: 第1民芸館
聴講: 無料(ただし当日の観覧券の提示必要)
定員: 先着15名(事前申込み不要)
3. 藍染絞り体験
日時: 10月29日(土)午前10時-午後3時
内容: 木綿のハンカチに合わせ縫い絞りを施して藍で染色
参加費: 3500円
定員: 小学5年生以上12名(事前予約制)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2022年9月13日(火)〜2022年12月4日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 500円、大学生・高校生 300円、中学生以下 無料
会場豊田市民芸館
https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp/
住所〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
アクセス名鉄三河線平戸橋駅より徒歩15分
電話番号0565-45-4039
関連画像

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