Three Space Tokyoアナログ写真と語りを通じ、本展は知覚が記憶へと変わり、その記憶が時間とともに揺らぎ変容していく過程を探ります。タイトルは新しさを求める衝動に抗い、身の回りにあるものへ持続的に注意を向けるという一つの不可能な身振りを示しています。グリッドはその試みを支えるとともに、現代社会を形づくる見えない構造のメタファーとして現れます。ティモテイ・ヤンコは現在東京を拠点に活動するスロバキア出身のアーティストです。彼にとって移動は作品の主題ではなく制作の方法です。本プロジェクトは複数の国を巡るなかで展開され、九州・Arts Itoyaでのアーティスト・イン・レジデンスや、Studio Kuraでの公開暗室ワークショップを通して発展しました。
本展では東京で撮影した8mmフィルム作品と銀塩プリントを展示します。また、旅先でさまざまな文化的背景を持つ人々と記録したモノローグをもとに制作したサウンド作品を、バンコクを拠点に活動するアーティスト、ワサワット・ソムノとのコラボレーションによるライブパフォーマンスとして発表します。本パフォーマンスは、展覧会オープニングで初披露されます。
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