やんツーはこれまで、AIやセグウェイといったテクノロジーを用いた作品を発表しながら、進歩主義や資本主義に対して批判的なまなざしを投げかけてきました。また、これらテクノロジーに関わる人間の身体性や主体性を捉え直すことも試みています。
本展タイトルの「浮遊する器官」とは、外部化された「器官」としてのテクノロジーが、その基礎となる「有機的な身体」からひきはがされて、再配置され得る状態を指します。そして同時に、ドローンやAIをはじめとしたテクノロジーは、浮遊した位置から人間の目や手、脳などの器官を代行し、ときに戦争といった暴力へと利用されてきた現実を表しています。本展にてやんツーは、テクノロジーの在り方と、それが引き起こす現状に私たちがどう向き合うかを問いかけます。BUGの天井高(7.2メートル)を存分に活かし、AIを搭載したドローンとそれを撃墜しようとする装置たちが対話を重ねる新作をぜひご覧ください。
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