NHK大河ドラマ『八重の桜』の舞台で盛り上がりを見せる福島県会津若松市にて、会津のシンボル鶴ヶ城でプロジェクションマッピング「はるか」が開催される。プロジェクションマッピングとは、立体物の形状に沿った映像を投影することで、特殊な視覚効果をもたらす最先端映像技術のひとつ。昨今は東京駅のリニューアル記念イベントをはじめ、KDDIのキャンペーンによるきゃりーぱみゅぱみゅスペシャルライブで増上寺が舞台になるなど、公共の建造物を用いた大掛かりなプロジェクションマッピングが大きな話題を集めている。今回は世界的にも珍しい日本の城郭を舞台に、東北最大規模のプロジェクションマッピングが展開される。
本イベント名でもある「はるか」とは、福島・東北を応援するシンボルとして森林総合研究所から福島県に贈呈された桜の名であり、復興支援の「fukushimaさくらプロジェクト」も共催団体として参加している。音楽は坂本龍一が手がけた『八重の桜』の楽曲を使用するほか、映像制作には映像・インタラクティブにまつわる精鋭的なアーティスト集団JKD Collectiveより、伊東ゲンキ、ジーノ・ウーなど総勢7名のチームが参加。震災から2年目を迎えようとする今、桜の木「はるか」が大輪の花を咲かせる10年後に想いを馳せた未来へのメッセージが桜の花びらと共に鶴ヶ城に映し出される。
■イベント詳細
日時:3月9日(土)10日(日) 18:00~/18:40~/19:20~
会場:鶴ヶ城(福島県会津若松市追手町1-1)
主催:会津若松市
共催:福島県・fukushimaさくらプロジェクト
協力:NHKエンタープライズ・会津若松市「八重の桜」プロジェクト協議会
問合わせ:会津若松市「八重の桜」プロジェクト協議会 TEL 0242-23-8864
(ご案内時間:午前8時30分~午後5時 祝祭日は休業)
公式ウェブサイト
執筆:Arina Tsukada