公開日:2016年4月12日

上野の魅力を世界に発信! 上野「文化の杜」ポータルサイトがオープン

【Art Beat News】世界最高水準の芸術文化都市を目指す

上野「文化の杜」新構想実⾏委員会は、上野エリアを国際的な⽂化芸術都市にしていくための情報発信プラットフォームとして、同エリアの活動や情報を分野を超えて発信するポータルサイト 上野「文化の杜」 を公開した。

上野「文化の杜」ウェブサイト

本サイトでは、上野エリアにある美術館・博物館をはじめとした文化芸術施設や展覧会、イベント、公演情報などを発信する。写真を大きく配置した見やすいレイアウトと、旅⾏者の閲覧を想定してスマートフォンでの利用に最適化された点が特徴。外国人観光客も利用できるよう日英バイリンガルで情報を発信し、対応言語を順次増やしていく予定だ。

スマートフォンにも対応

「おでかけコース」コンテンツでは、「上野で建物探訪コース」、「上野で動物たちに会うコース」、「上野で明治時代を体感するコース」などの散策コースを用意。時間軸に沿い、芸術文化という切り口で見た上野の魅力を紹介している。また、上野エリアの8つの文化施設を楽しむことができる共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」をサイト上でも販売。東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、上野動物園、下町風俗資料館、旧岩崎邸庭園、東京都美術館、東京藝術大学大学美術館の常設展等をお得に楽しむことができる。10,000冊限定販売、売切次第販売終了となる。

散策コースも用意

上野「文化の杜」新構想実行委員会は、文化資源が豊富な上野の潜在能力を高めるべく、新しい構想を実行するために2015年に発足した組織。上野エリアの魅力を多⾯的に国内外に発信することで、現在年間約1,300万人の同エリアへの観光客を、2020年までに3,000万人まで引き上げることを目指している。

上野「文化の杜」ポータルサイト
http://ueno-bunka.jp/

※上野「⽂化の杜」新構想委員会メンバー及び協力施設・機関
東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、上野動物園、東京都美術館、東京文化会館、東京藝術大学、東京藝術大学大学美術館、上野の森美術館、上野観光連盟、下町風俗資料館、旧岩崎邸庭園、国立国会図書館国際子ども図書館、台東区、東京都、文化庁

執筆: 中井千尋、編集: 岡徳之(Livit Tokyo)

Art Beat News

Art Beat News

Art Beat Newsでは、アート・デザインにまつわる国内外の重要なニュースをお伝えしていきます。