公開日:2024年1月11日

週末見たい展覧会5選。フランク・ロイド・ライト、マリー・ローランサン、ダレン・アーモンド個展など【2024年1月第1週】

毎週更新。TABが取材した展覧会や、編集部が注目する展覧会をピックアップ。今週はポーラ美術館のパリ展からフランク・ロイド・ライト、マリー・ローランサン、ダレン・アーモンド、奈良原一高の個展の5つ

左上から時計回りに、「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン」(ポーラ美術館)、奈良原一高 「肖像の風景」(JCIIフォトサロン)「帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」(パナソニック汐留美術館)、「マリー・ローランサン ―時代をうつす眼」(アーティゾン美術館)

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*1月スタートの展覧会はこちらをチェック

モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ―機械時代のアートとデザイン(ポーラ美術館、神奈川県)

本展は、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれ、急速に工業化が進んでいた1920年代のパリに注目する企画。パリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係を題材とする作品が展示される。出展作家はフェルナン・レジェ、ルネ・ラリック、ラウル・デュフィ、空山基ら。フォトレポートはこちら

会場:ポーラ美術館
会期:2023年12月16日~2024年5月19日

帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築(パナソニック汐留美術館、東京)

アメリカ近代建築の巨匠として知られるフランク・ロイド・ライト。昨年、豊田市美術館で開催されたその個展がパナソニック汐留美術館へ巡回する。展示されるのは、日本初公開となる建築ドローイングや図面の数々を含む約420点。帝国ホテルの設計をキャリアの中心軸として、ライトの魅力に迫る。東京会場の速報レポートはこちら

会場:パナソニック汐留美術館
会期:1月11日~3月10日

マリー・ローランサン ―時代をうつす眼(アーティゾン美術館、東京)

京橋のアーティゾン美術館では、20世紀前半に活躍した女性画家マリー・ローランサンの個展が開催中。キュビスムの画家として活動をスタートしたローランサンは、第二次世界大戦中もほとんどパリで暮らし、学生時代から72歳で亡くなるまで制作を続けた。本展では関連作家との比較を交えつつ、その魅力に迫る。

会場:アーティゾン美術館
会期:2023年12月9日~2024年3月3日

ダレン・アーモンド 「Timeline」(SCAI THE BATHHOUSE)

ダレン・アーモンドはイギリス出身のアーティスト。これまで、客観的な指標となる社会的な「時間」概念を批判的に考察し、技法やメディアに立ち返るコンセプチュアルな作品を制作してきた。SCAI THE BATHHOUSEでの個展はおよそ7年ぶり。本展ではとくに、世界初公開となる新作シリーズ「エントロピー」と「英国の歌鳥」に注目したい。

会場:SCAI THE BATHHOUSE
会期:2023年11月18日〜2024年2月10日

奈良原一高 「肖像の風景」(JCIIフォトサロン、東京)

半蔵門のJCIIフォトサロンでは、奈良原一高の写真展がスタート。1980年代に活躍していた著名人29名のポートレイト57点(すべてオリジナルプリント、モノクロ)が展示される。被写体となったのは、天文学者・赤羽賢司やファッションデザイナーの森英恵、競走馬の生産者として知られる吉田善哉など。奈良原が収めた各界のリーダーの肖像から、写真家の人間/社会観にふれることができるはずだ。

会場:JCIIフォトサロン
会期:1月5日〜2月4日

浅見悠吾

浅見悠吾

1999年、千葉県生まれ。2021〜23年、Tokyo Art Beat エディトリアルインターン。東京工業大学大学院社会・人間科学コース在籍(伊藤亜紗研究室)。フランス・パリ在住。